コンビニエンスストア。
今や、『なんでも揃う、いつでも開いてる、しかもお手頃美味しいフードが充実』
という三拍子揃えようとしても、まとまり切らないほど日々の生活を支えてくれているお店ですよね。
そんなコンビニですが、「コンビニなんてどこも一緒だよ」と思われている方もいれば「いや、私は絶対ここのコンビニがいい!!」というこだわりを持っておられる方もいるのではないでしょうか。
今回は、コンビニ業界大手3社(セブンイレブン、ローソン、ファミリーマート)でそれぞれの企業戦略を簡単に見てみることにします。
※あくまでも個人的な考えを踏まえてのものになりますので、ご理解くださいますようよろしくお願いいたします。
コンビニ業界ダントツの第1位は、売上、店舗数ともにセブンイレブン(セブン&アイ・ホールディングス)
これは、誰もが納得の結果なのではないでしょうか。セブン&アイ・ホールディングスの子会社ということもあり、日本におけるコンビニ最大手です。さらに、アメリカ発祥ということもあり海外での展開も進んでいます。セブンイレブンって本当にどこにでもあるんです。
ハワイで見たセブンイレブンでは、ハワイのソールフードである『スパムおにぎり』がホットメニューに並べてあり、思わず買ってしまいました(笑)
そして、ホットを通り越してアツアツで驚いたことを覚えています。
また、台湾にもセブンイレブンが至るところにありました。さらに驚いたことに、販売されていた『肉まん』がこれまた美味しいという。台湾では、『小籠包』をたらふく食べましたが、肉まんはコンビニで食べて満足していましたね…。そのくらい美味しかったです!
気になるセブンイレブンの企業戦略は、『ドミナント戦略』と言われる戦略で店舗展開をおこなっています。
ドミナント戦略とは、特定地域に集中して店舗を出店する戦略で物流や広告効果が効率良く得られるとされています。
こうやって国内外問わず日常生活の中で自然と目に入るように、出店することで大きな広告効果を得ているのですね。
旅行先に知っているセブンイレブンがあると少し安心します。当たり前のように利用できることに感謝ですね。
セブンイレブン公式HP:http://www.sej.co.jp/
さて、コンビニ業界を見ていく中でおもしろいのが2位、3位の戦いです!
売上第2位のローソンから見ていきましょう。
ローソン(株式会社ローソン)は、もともとダイエーが親会社でありましたがのちに「株式会社ローソン」に商号変更しています。
ローソンも、アメリカ発祥でアメリカでの出店が始まりです。しかしながら、ほかの大手コンビニと比較して海外進出が遅れているのが現状です。これは、戦略の違いによって生まれてしまった問題なのかもしれません。
ローソンは『ターゲティング戦略』と言われる戦略で店舗展開をおこなっています。差別化戦略とも言われています。これは、消費者の生活スタイルに合わせた店舗展開、店舗ごとの差別化によって地域顧客を獲得する戦略です。ローソンと言っても、「ローソン」「ナチュラルローソン」「ローソンストア100」など様々な種類があるのは皆さんもご存知ではないでしょうか。
ほかにも、青果や惣菜中心の「ローソンハイブリット」や羽田空港で展開する「エアローソン」などターゲットに合わせた新しいジャンルがぞくぞく展開しています。
それに伴い、店舗数も多いのかと思いきや『既存店舗の強化』が強みでもあるローソンは店舗数では業界3位となります。地域顧客のニーズに応えるのがローソンの特徴とも言えるでしょう。
個人的には、「マチカフェ」が好きでローソンのカフェラテが美味しく、よく飲んでいます。私のプチご褒美は、ズバリ『大きなツインシューとカフェラテ』のセットですね!!
また、看板商品である「からあげくん」ですが、出来立てホヤホヤのからあげくんチーズが個人的におススメです!チーズの香りとカリカリのからあげのコラボは出来立てだからこその美味しさだと思っています!!
ローソン公式HP:http://www.lawson.co.jp/
では、次に僅差で売上第3位のファミリーマートを見ていきましょう。
ファミリーマート(株式会社ファミリーマート)は、西友ストアーが実験店舗として開設したのが始まりなのだそうです。その後、独立し株式会社ファミリーマートが展開されました。日本生まれの日本育ちのコンビニエンスストアなんですね!
Tポイントカードと提携しており、ポイントを貯めたいからファミリーマートを利用するなんて方もいらっしゃるのではないでしょうか。
また、店舗数ではセブンイレブンに次ぐ第2位となっています。最近では、株式会社サークルKサンクスがファミリーマートと経営統合する動きもあり、さらに店舗数を伸ばし続けると考えられますね。さらに、プライベートブランドである「ファミリーマートコレクション」の展開は国内のみならず海外でも展開されています。
これまた海外でもファミリーマートがあちらこちらにあります。
私が行った台湾でも、セブンイレブンと並び、至るところにありました。
そして、販売している商品が日本とほぼ同じという点に安心感があります。文字が中国語で読めないと思いきや共通のプライベートブランド商品ということで、すぐに何の商品なのか分かりましたよ。
ファミリーマートと言えば、私は「鮭おにぎり」ですね!
あの、いい塩梅の”鮭の味”と、”ごろっと程よい鮭”が私好みでファミリーマートのおにぎりで一番好きです。鮭おにぎりって、鮭フレークみたいになっていることが多いので。少し形が残っていると嬉しくなってしまいます。
国内外の店舗数、プライベートブランドの充実など…。
ファミリーマートも『ドミナント戦略』を展開していると言って良いのではないでしょうか。ファミリーマートもセブンイレブン同様、駅チカやオフィス街さらには旅行先など見かけることが多いですよね。
ファミリーマート公式HP:http://www.family.co.jp/
日本のコンビニでは当たり前のように、商品をレジ袋に入れてくれますが海外では「レジ袋もください」と言わないともらえないので気を付けましょう(お金もかかります)。
お買い物袋を1個持っておくだけでも役に立ちますよ。
店舗そのものを広告媒体にして売上をじわりじわり上げているファミリーマートvs既存店強化で顧客のニーズに応えるローソン
コンビニの先駆けであるセブンイレブンを超えられるときは来るのか?!
という勝手なイメージを持ちつつ戦略別でコンビニを見てみると、また違った見え方がありおもしろくはありませんか?
お仕事も、見方を変えるだけで同じ業界でも全く違う魅力が見えてくるかもしれませんね
(^^)/
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