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野良WiFi(ワイファイ)の便利と危険

さて、なんちゃってエンジニアによるIT豆知識の時間がやってまいりました。

本日のお題は、WiFi。さらにその中でも通称、「野良WiFi」について話したいと思います。

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まずは皆さん、よくWiFi、WiFiと言いますが、WiFiとは一体何でしょうか?
無線で通信すること?

間違ってはいないかもしれませんが、そもそもWiFiとは無線で通信することと言うより、無線通信を行うための規格の一つです。
WiFi Allianceというアメリカに本拠を置く業界団体により、国際標準規格を使用したデバイス間の相互接続が認められたものを示す名称です。

色々小難しい文章を並べましたが、要は、WiFiという通信ルールで無線通信できますよということです。

そしてWiFiの規格に準拠しているデバイス間であれば、自由に相互接続が可能ということです。
じゃあ他に無線通信って何があるんだよ!と思う人もいるかもしれませんが、皆さんがよく聞く単語で言うと、Bluetoothなども無線通信の一つですね。

このまま説明していると、いつまでたっても本題に入れなそうなので、そろそろ本題である「野良WiFi」について説明していきたいと思います。
2020年東京オリンピックに向けて、外国人旅行者も増えるでしょう、それに伴い無料のWiFiスポットがこれからたくさん増えてくることが想定されます。

さて一言で無料のWiFiスポットと言っても、2つのパターンが想定されます。

まず一つは公衆WiFiと呼ばれるもの。
こちらはお店や、空港、ホテルなど、公共の場で用意されている提供元が明確になっているものです。

そしてもう一つが、野良WiFi提供元不明なアクセスポイントになります。公衆WiFiが確実に安全かというと、そうでもありません。

WiFiスポット自体が安全性の高い暗号化(WEPなどでなく、AESなど)が行われているか、SSLを利用したhttp通信が行われているかなど。
ただそれでも野良WiFiにつなぐよりかは、はるかに安全だと思います。

悪意を持った野良WiFi(アクセスポイント)に接続してしまうと、ウィルス感染・PC/スマホの乗っ取り・データ(クレジットカード情報など)の抜き取りなどの可能性が出てきます。

そうならないためにも、外出先で無料WiFiにつなぐことがあれば、最低限次の点に気を付けて利用しましょう。

・野良WiFiには接続しない
・接続するWiFiスポットが通信を暗号化(WEPを除く)していること
・IDやパスワードをやり取りするような通信はしない
・前項の通信を行うとしても、SSLなどでやり取りすること

さて、以上で無料WiFi(野良WiFi)に関する注意すべきお話しは終了になりますが、極論を言ってしまうと、無料WiFiは使わないというのが一番ですね(笑)。

そんな事を言ってしまうと、元も子もないのですが、なるべく携帯の回線を使う、もしくは外出先で頻繁に使用したいのなら、モバイルルーターを購入するなど、極力無料WiFiを使わないことが、自分の身を守る第一条件かなと思います。

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ただより怖いものは無し、ということですね。
以上なんちゃってエンジニアでした。

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